ヤクルト山田哲人選手はなぜ打てなくなってしまったのか・・・?

 

 

2015年・16年と2年連続のトリプルスリーを達成した山田選手ですが、17年に入ってから絶不調で成績が著しく低下しています。

 

2017年は開幕10試合を終えた時点で打率.237と低迷。さらに4月26日から5月2日にかけては26打席無安打で、打率を0.190台にまで下げました。

 

山田選手は春先はあまり調子が良くないのは毎年の事なので誰も気にかけていませんでしたが、春先が終わった後も調子は一向に上がらず、

 

5月に入って徐々に調子を上げ始め、5月5日、6日と2日連続でホームランを放ち、5月11日の4安打爆発で打率を.220から一気に.246にまで上げたが

 

また低迷・・・例年徳井としていた交流戦でも調子は上がらず交流戦終了時点で打率.213となっています。

 

これまで打率3割後半で2桁本塁打という驚異的な成績を残してきた選手が、ケガをしたわけでもないのに、一転してここまで成績が落ちるとは驚きとしか言いようがありません。

 

今回はその原因について考察していきたいと思います。

 

 

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不調の原因は何なのか?

 

 

①WBCでの疲労

 

 今季の不調の原因は、まずWBC参戦のために普段とは異なる調整を強いられ、その中でメジャー投手陣の動くボールへの対応、さらに疲労などの影響で打撃フォームのズレが指摘されています。

 

実際、これまでもWBCに参加した選手で次のシーズンに入って調子を落とした選手は沢山います。

 

まあ本来は休みで羽を伸ばしているときに、シーズンの延長で外国まで行って試合するわけですから疲労がたまるのも当然と言えます。

 

 

 

②与四球の増加

 

過去2年とかけ離れた数字が並ぶ中で唯一、数字を伸ばしているのが四球の数で、ここまでの32四球はリーグトップ。

 

昨季もリーグトップの97四球を記録している山田だが、今季の36試合32四球と1シーズン143試合に換算すると127四球。

 

これは王貞治などに次ぐ、歴代6位の数字です。多くの四球によって波に乗るキッカケを潰されているのかもしれません。

 

 

③死球でイップスなっている

 

これが私は不調の理由の本命ではないかなと考えています。

 

ちなみにイップスとは『精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害』のことです。

 

山田選手は去年も一応トリプルスリーを達成しましたが、シーズン終盤で阪神タイガースの岩貞投手に死球を受けてから成績が著しく低下しています。

 

なのでこの不調が今年から始まったものではないと私は考えています。つまり死球がトラウマになって自分のバッティングが出来ていないのです。

 

実際に山田選手は今シーズンも何回か上げ調子になったことがありますが、死球を受けた次の打席から調子がガクンと落ちています。

 

というのも死球の恐怖でフォームが変わってしまっているんです。こちらの映像を見てください。

 

これは6月18日の日本ハム戦のものです。この試合で山田選手は1打席目で日ハム有原投手から死球を受けます。

 

https://i1.wp.com/i.imgur.com/03Rt3td.gif?w=680

 

そしてこの前後でバッティングフォームが大きく変わってしまっています

 

死球後がコチラ

 

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ホームベースとの距離やバットの角度がもはや完全に別物になっています。

 

これでは打てる球も打てないのは当然と言えます。

 

イップスは有名な野球漫画であるメジャーの茂野吾郎も一時患ったもので、肉体ではなく精神的トラウマが原因なので治療が難しく、これによってそのまま消えた選手も過去には多く存在します。

 

山田選手は2年連続トリプルスリー・歴代1位のWARなど、とても有望な選手なだけに、一刻もはやくイップスを克服して元の調子に戻って欲しいところです。

 

 

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