【ガンダム】鉄血のオルフェンズの感想
今日は現在テレビシリーズ放映中のガンダム最新作である「鉄血のオルフェンズ」について触れたいと思います。
今まで1期・2期とみてきて終盤を迎えたわけですが、まず一言で作品の感想を言うと「ひどすぎる」です。
何ですかこれ、BLアニメかなんかですか?というかストーリーの筋が全くなくて物語として成立してません・・・。
今まで駄作認定を受けたAGE・Gレコ・種死ですらどういう話で何がしたかったかというのは理解できたのですが、この作品に関してはそこらが本当に分かりません。
まず中盤で厄災戦の相手で会ったMAが発掘されて大暴れしましたが、この設定が全く生かされてません。そもそもビームが実弾より弱いってどう考えてもおかしいですよね?
そしてマクギリスの駆る「ガンダムバエル」ですが、ギャランホルン創始者であるアグニカ・カイエルの魂が宿っていて起動させたものはギャラルホルンのトップに立てるとか言っていたにも関わらず、いざ実際マクギリスがクーデターを起こし、バエルを起動させたら誰も従わないってもう渾身のギャグです。
しかもこの満を持して登場したガンダムバエルですが、なんとスペックがキマリス・ヴィダールと大差ない(実際に対戦した際は押され気味)の性能で、武装は大剣だけで特殊能力がなにもないという驚愕のスペックです。
普通、終盤に登場する目玉機体ってデスティニーとかストフリとかクアンタみたいに、大抵1機で戦局をひっくりかせるくらいの性能をしているものなんですが、このガンダムバエル、大して強くありません。
そもそもガンダムってガンプラ販促アニメのはずなのに出撃シーンと戦闘シーンがな全然ないんですよね( ^ω^)・・・
でラフタやオルガといったメインキャラがMSの戦闘ではなく、ヒットマンに暗殺されるってもうロボットアニメの意味があるのかって話です。
しかも暗殺→葬式→落とし前の流れを何回やるんだって話です。死に方もとりあえず殺しとけみたいな死に方ばっかりで本当に感動もへったくれもないです。
噂によればOOなどの作画をしていた人が抜けたり、サンライズ内部もグダグダなようで今回の迷走っぷりはそれが原因かもしれません。
3スタの方のサンダーボルトの方は人気で続編も決まったばかりに、肝心のテレビシリーズがこのざまっていうのが本当にもったいないと思います。
とりあえず今回の失敗の責任を、脚本の岡田磨里氏とプロデューサーの小川正和氏がちゃんと取ってくれることを切に願うばかりです。