野獣先輩「えっ…俺の子宮…悪いんですか…？」

野獣「そんな…」

ワイ「君の身体の黒いとこ 全部腐ってるよ」

野獣「じゃ…じゃあ…俺は…」

ワイ「全摘（全身摘出）ですね」

野獣「赤ちゃんは…」

ワイ「あ？作れるわけねーだろ」

野獣「そ…そんなの嫌です…」
ｸﾞｽﾝ

ワイ「じゃあキミ死ぬね」

遠野「ターミナルさん………」

遠野「命には代えられないですよ…」

野獣「ンァァァァァァン！！」
ｷﾞｭｯ

遠野「先生…お願いします…」

野獣「…」

野獣（本当になくなってしまった…）
ﾎﾟｯｺﾘ

遠野「先輩…」

野獣（ぐっ…うぅ…お腹の下が痛い…）
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ワイ「はい これ 記念に持っててね」

野獣「こ…これは…？」
ﾍﾟﾗｯ

野獣「！！」

ワイ「ターヘル・アナトミアさんの摘出した肛門の写真だよ」

野獣「〜〜〜ッ！！！」

遠野「汚ねぇ〜」

野獣「…」

野獣（女の人の一番大切な部分…）

野獣（なくなってしまった…）
ﾎﾟﾛｯﾎﾟﾛｯ…

ドラゴン田中「やっぱり子供が産まれたらカッコイイ名前がいいよな！」

ヒゲクマ「あんまり奇抜すぎるのもな〜」

田中「男の子だったらひで！女の子だったらたるとにしよう！」

ヒゲクマ「…！」

ヒゲクマ「おい田中…」

田中「？」

野獣「…」
ｼﾞｯ

田中「や…野獣…す…すまん…悪気はなかったんだ…」

三浦「そうだよ（便乗）」

野獣「わかってますよ…」

ヒゲクマ「でもさ！ほら あれだろ？肛門がないってことはうんこしないってことだろ？よかったじゃねぇか！」

田中「うらやましいなぁ」

野獣「…」

野獣「ﾊｧﾊｧ…」

遠野「先輩最近 元気ないですね」

三浦「全身摘出したんだから当たり前だゾ」

遠野「あっ そうだった そうだった」

野獣「いいよ 気にしてないし 子供なんか欲しいと思ったこともないから」

遠野「お金かかりますもんね 僕も子供いらないかなー」

野獣「…」

木村「…」
ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

木村「！」

木村（これは先輩が通ってる病院………？）

木村「三浦先輩 もうしゃべらない方がいいですよ」

三浦「いや 俺が野獣を元気にしてあげないと！俺まで悲しんでたら野獣はもっと悲しくなるゾ！」

三浦「元気出せよ野獣ァ！ビデオでも見るゾ！真夏の夜の淫夢ってビデオおもしろいゾ！」

野獣「どんな話なんすか」

三浦「うんことトカゲが交尾してておもしろいゾ〜これ」

『下北沢の病院の医者が 健康な子宮を摘出しコレクションにしていた模様です』

野獣「…！！」

三浦「…！！」

木村「…！！」

観葉植物くん「…！！」

遠野「あ ここ先輩が手術した病院ですね！すごいですね〜テレビに映ってますよ！」

野獣「ま…まさか…」

遠野「見てください！子宮がホルマリン浸けにされてます！汚ねぇ！」

木村「だ…大丈夫ですよ…先輩の肛門は本当に病気だったんです…」

『これより院長の会見が始まります！！』

ワイ『摘出したばかりの子宮は舐めたりもした』

ワイ『でも田所浩二の肛門は病気だったし、すぐ捨てた』

野獣「ンアァァァーーー！！」
ｶﾞｸｯ

遠野「やっぱり病気じゃないですか！よかったですね！先輩！」

野獣「うっ…ヴッ…ゲホッ…ゲホッ…」
ﾎﾞﾄﾎﾞﾄﾎﾞﾄｯ

遠野「先輩？」

完

「！」
「どう？木村！」
「…駄目だ。今回も”もんじゃ”だ」
「………そうか」

幾度とない中出しにより、何度も子を宿した酒井。
しかし、母体を労らない過剰な肉弾性交によって酒井は流産を繰り返した。
木村の25cm砲が酒井の子宮に激突した衝撃でバラバラになった胎児の臓器や筋肉や骨が、
血液とリンパ液に包まれて肛門から流れ出てきた。
グチャグチャの人体組織が無造作に混在するそれは、”人”というよりは、まるで”もんじゃ”であった。

14度目の流産を終えた酒井は、おもむろに”もんじゃ”をかき集め、
両手で掬い、傍にあったバケツに入れていく。
そして、熱した鉄板の上でバケツを傾けた。
“バケツもんじゃ”の香ばしい匂いが立ち込める。

「食べよ、木村」

追悼と”いただきます”を兼ねた合掌の後、”我が子”に箸を伸ばす酒井。
正気を失った酒井の痛ましい姿に、木村は勃起が収まらなかったという。