【ハンター×ハンター】ヒソカの点数付けの法則を考察してみる
作中でも自分が最強と理解しており、作者曰く最強キャラ。
だが、作中の描写で明らか最強格とのキャラとの対戦は一切なく、雑魚狩り専のレッテルが貼られている。
そんな雑魚専と名高いヒソカだが、彼の個性として相手に点数を付ける(採点)するというものがある。
今日はこのヒソカの採点がどういう基準で行われているのかを考察していく。
ヒソカの点数の付けた相手は十二支んの3名と選挙会場に来ていたプロハンター達とイルミである。
ちなみに点数の判明している十二支んはカンザイ(寅)が85点、ピヨン(卯)が77点、ギンタ(未)が90点です。
いずれも最強のヒソカ様のお眼鏡にはかからなかったが、突然登場したイルミが95点と謎の高得点。
十二支んの90点だったのに95点が現れたときのえらく反応が違う、恐らく彼の中で90点と95点には大きな開きがあるのだろう。。。
この場面でヒソカが点数を付けた人物で最高得点だったのがイルミ=ゾルディックの95点。
この点数付けがそのままスカウター的な戦闘力を表しているとするならば、十二支んの内、少なくとも半分程度はイルミ以下の実力という事になります。
更にヒソカの点数が自分を100点として考えていた場合はイルミよりもヒソカの方が強いという事。
ヒソカのおもちゃ箱にはジンを含めて殆どの主要キャラが入っており、その全てを玩具と捉えている節があります。
またヨークシン編でも幻影旅団に潜伏している際にはナレーションで
とヒソカ=最強を示唆する場面が登場しています。
まあキメラアント編が終わった今ガムとゴムの能力で最強とか言われましても・・・って感じもしますが。
カストロ戦のメモリの話も王位継承編でのクラピカの能力のボリューム見てたら、ガムとゴムってどんな低スペックなメモリだよ!!!ってツッコミを入れたくなってしまいます。
まあそれは置いておいて本人は自分が最強だと自負しているので、この場面からヒソカの採点付けは、ヒソカ自身を100点満点基準に行われていると考えるのが筋ではないでしょうか?
ちなみにこの段階ではジンやパリストンが居なかったので、点数付けはなかったですが、ヒソカは一体何点付けるのでしょうかね?
ヒソカとイルミとの関係の始まりの正確な情報はないですが、イルミ本人が「クロロよりちょっとだけ付き合い長いし」と発言しているので、少なくともクロロがイルミと接触する前にヒソカはイルミと何らかの関係を築いていたと確定してます。
おそらくは金で雇う、雇われる関係ですが、イルミに関してもヒソカの玩具と認識されている事やイルミを怒らせる事を考えていた事などからイルミもまたヒソカが戦いたい相手の1人なのかも知れません。
その割にはわりとマジでビビってる気もしますが・・・。
点数と言えばテストのように単純に点数の高さ=実力の強さということになりますが、それだと明らかにヒソカより数段格上のキメラアントの護衛軍を始め、ネテロやゴンさんは何点になるんだという疑問が出てきます。
点数がそのまま強さならイルミ<<<<護衛軍・王・ネテロ<<<<ヒソカという事になりますが、これだと作中描写的に無理があります。
そういった矛盾点とこれまで点数とキャラの強さ描写を鑑みると、恐らくヒソカの採点基準は自分が100点基準で、自分から強さが弱いにしろ強いにしろその実力差の距離が点数になっていると私は考えています。
つまり、自分が100点で満点で自分より強い(弱い)分減点していく採点方式でなのです。
(弱い)0点<<<<100点(ヒソカ)>>>0点(強い)
対戦ゲームでもそうですが、自分より実力が強い方向でも弱い方向でもかけ離れすぎていると対戦していてつまらないですからね・・・。
戦うことに快楽を見いだしている戦闘狂ヒソカなら、自分が戦って楽しい=点数が高いというのが一番しっくりくる採点方法だと思います。
まあこの採点付けでもネテロやモラウのような手練れの点数が一切出てこないのも、ヒソカが雑魚専言われる由縁ですね。