【ハンター×ハンター】カキン王位継承戦における壺虫卵の儀と念獣のルールと今後の考察
壺中卵の儀とは?
カキン王家に代々伝わる儀式で古文書によると、カキン初代国王が蟲毒より発想を得てこの壺を具現化したとある。壺に継承の証(血)と王即位への思いを念じることで霊獣を育む。
この壺中卵(こちゅうらん)の儀から産まれた守護霊獣(念獣)はその者の人となりに影響を受けた形態・能力に変貌するが、壺の能力を借りて作り出されているため、自分の意思で動かすことはできず、霊獣を育んでいる自覚すらない。(霊獣は取り憑いた者のオーラを糧としている)
1.宿主のオーラ(生気)を吸収し成長する具現化に近い念。
2.宿主は無自覚であり、操作することも出来ない。
3.宿主を守るモノもあれば、攻撃するモノもいる。
4.宿主の素質を引き継ぐ。(見た目や能力)
新たな壺の王位継承ルール

365話で壺から生まれた守護霊獣には、↑の4つのルールの加えて更に2つの本能(ルール)があることが分かりました。
④霊獣同士は殺し合わない
⑤霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない
私はてっきり霊獣が勝手に外敵を潰す系バトルでクラピカたちがいかに守護するかだと思ってましたが、王子同士で霊獣は直接手をくだすことはないみたいです。
今のところこの守護霊獣は他の王子についてる護衛を抹殺しているだけですが、霊獣が付いてる王子同士で霊獣は直接攻撃できないとなると、王子同士で直接戦うしかないような。最終的に強い奴(物理)が勝つって道筋しか見えん。
さらにホイコーロ王はこう言っています。
未来の王を護る念獣に必要な自制的本能…!
爪と牙しか持たない獣は遠からず滅びる
それは人間も同じ!
政治・軍事の計略には間接的行程が重要…!
搦手の見えぬ将は凡将!!
要するに壺の霊獣バトロワの本質は、いかに強いかでなく間接的にどう動くかが重要だということのようですね。
・強い器(霊獣)を持つ者こそ王だよー!
・強いだけじゃただの獣で滅びるよー!
まあ矛盾してるような気もしますが、単純な力だけではなく洞察力も大切ってことですかねぇ…。
現状の霊獣は、敵対する王子の護衛を直接殺めてるだけに見えますけど、まだ何かありそうな気がしますね…。
「後方支援に長けた霊獣が深謀遠慮の才溢れる王に憑く事」がホイコーロ一族の運命だそうで、初代ホイコーロ王(長)は、自国の行く末を考えてあの壺を作り、今では立派な大国となっています。
王子達の霊獣は念能力が無ければ視認できません。王族のボンボンどもはモチのロンで念なんて使えませんから。
実際に王子達は自分のもブラザーズのも見えてませんしね。ですが父親のホイコーロ王は子供達の霊獣が見えてるような感じを受けます。
これ下手したら王子の護衛の中で念使いがいなければ、その王子の一団は霊獣を認識することなく退場してしまう場合すらあるんですよねぇ。
で、王子達の中でただひとり見えているであろう人物が長男・ベンジャミン。
第1皇子なので、自分より下位の王子に監視目的の私設兵を送ることができ、なおかつ護衛はおそらく皆念能力者という圧倒的アドの持ち主。
加えて軽くライオンを絞め殺す程度の戦闘能力があったりと、今のところ本人の台詞通り次期国王にもっとも近そうです。
とはいってもこのままベンジャミンが王位継承だと物語として面白くありませんし、カーミラや第4皇子(名前忘れた)もまあ退場するんでしょうね・・・。
たぶんなんだかんだで生き残るのは14王子のワプルですかね。ゴンも念能力無くしてるしクラピカ死んじゃったら今後のハンター×ハンターのストーリーだれを中心に話進めるんだよってなりますし、クラピカ陣営勝利の流れでしょう。
まあそこはともかくカチョウとフウゲツは死ぬんですかねぇ・・・。嫁さんが描いてるからかピト―みたいに初登場に比べていつの間にかめっちゃ可愛くなってるしリョナはマジ勘弁です・・・・
⇨【ハンター×ハンター】暗黒大陸編のカキン王国の王子一覧と解説