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【漫画】ハンター×ハンター34巻のあらすじと感想・考察

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17年6月26日に約1年ぶりとなるハンター×ハンター最新34巻が発売されました。

 

 

 

いやー待ちましたよ。ほんと・・・。ハンター×ハンターは週刊で見ても情報が多すぎるので単行本を買ってじっくり読むに限ります。

 

嘘喰いとかと同じ系統の漫画ですね。

 

というわけでざっくりとしたあらすじのネタバレと感想に入ります。

 

今回は351話から360話まで収録になります。

 

351話~356話  ヒソカvsクロロ

 

 

いきなりヒソカ VS クロロという因縁の戦いがに始まります。

 

暗黒大陸編が始まっていざ出航とワクワクしていたところ、唐突に舞台は天空闘技場に移ります。

 

そしてそこで対峙するのはヒソカとクロロ。

 

ヨークシン編でヒソカが幻影旅団に潜り込んでいた理由は、クロロと戦ってみたいからというものでしたが、ついにその伏線が回収されます。

 

GI編とかでも、除念がどうとか言ってましたがキメラアント編とかありましたし、ほっとくのかと思いきやいきなりまさに待ちに待ったドリームマッチ!

 

ここでクロロは天空闘技場のフロアマスターだったことが明らかになります。

 

まあキメラアント編終盤のネテロ vs メルエムの人外バトルから今更人間の中では強いクラスの試合見せられましてもデフレ感が半端ないので、少しやきもきしましたが蓋を開けると面白かったです。

 

さすが富樫先生といったところですね。ただ絵に関しては絵柄が明らかに変わっていてピト―みたいにこれ嫁(「セーラムーン」の作者の竹内直子さん)が描いたんじゃね?というやつが所々にありました笑

 

そして、試合展開はというと「スキルハンター」で他人の念能力を奪えるクロロがシャルナークのブラックボイスやコルトピのなど複数のチートレベル念能力を獲得し、めっちゃ強くなっています。

 

自分の手札を披露し、ヒソカに対して100%俺が勝つと宣言するクロロ。

 

クロロは戦いの前にベラベラと自分の念能力を明かしてしまいます。

 

『ハンターハンター』の世界において、自分の念能力を知られてしまうことは、攻略の糸口を相手に知られ、死に直結してしまうことのに・・・と思いましたが、ある考察が本当なら納得がいきます。

 

 


 

そして謎に興奮するヒソカ。相変わらず変態ですね。

 

いざ試合が始まるとクロロが宣言したとおり栞と能力併用による攻勢の前にヒソカは受けに回りっぱなしです。

 

ここまで苦戦しているヒソカも、真面目に戦っているヒソカも珍しいです。

 

いつも半笑いで相手をなぶるヒソカからも団長相手では笑顔が消えています。

 

 

 

 

 

357話 ヒソカ VS クロロ決着、衝撃の展開へ

 

クロロの能力併用の圧倒的攻勢の前に反撃すらできず追いつめられるヒソカ。

 

遂に左手だけではなく、右足も人形の自爆によって吹き飛んでしまい、保険でつけておいた天井のガムもなくなり、自爆人形が待ち受ける地面に落下していく・・・。

 

どうせ死ぬなら・・・と何かつぶやき地面に落ちると同時に人形が爆発・・・

 

そして場面は切り替わり、シャルナーク・コルトピ・マチがヒソカの死体を見つめています。

 

人形が密集していたためかヒソカの死体は損傷が激しいもの原型をとどめており、死因は爆風と人形による窒息死とのこと。

 

シャルナークとコルトピはその場を去りますが、マチだけはヒソカの死化粧をするためにその場に少しとどまります。

 

すると、ヒソカが死ぬ前に心臓と肺に仕込んでおいたバンジーガムが死後の念で起動しなんとヒソカは蘇生します・・・。

 

いやークロロ級と相手十分の条件でやるのはきついねーと愚痴るヒソカ。

 

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それに対して「次からは相手と場所は選ぶことだね」と答えるマチ。

 

ここでヒソカの表情が変わります。

 

 

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するとヒソカはいきなりマチをガムで拘束し、「今度から旅団は場所を選ばす襲撃する」と宣言し、先に外に出ていたシャルナークとコルトピを殺害します。

 

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激闘が繰り広げられましたが、第357話で唐突に終わります。しかもヒソカ死亡・復活からのコルトピとシャルナークが死ぬという驚愕の結末。。。。

 

 

ヒソカを殺せたと思い込んだクロロ団長はお宝を求めて暗黒大陸行きの船へ乗り込み、ヒソカも後を追うようです。

 

クロロとヒソカの因縁の対決はB・W号で決着がつくのでしょうか???

 

 

358話

 

番外編ともいえるヒソカとクロロの戦いが終わり、暗黒大陸本編へもどる第358話。

 

前夜祭が行われ、主要人物が暗黒大陸渡航船「ブラックホエール1号」に王子たちとビヨンド、十二支ん始めとする大勢の乗客が乗り込みます。

 

身分によって、資産によって仕切られた格差社会を体現するような船の構造を連載時の以下の記事で解説しています。

 

 

第359話「出航」

 

出航していきなりカキン王子たちの熾烈で陰湿なバトルロイヤルが始まります。

 

クラピカたちは何者かに全身の血を抜き取られる念攻撃を受け、多数の同僚が殺されてしまいます。

 

王位継承戦を知られていないハンター達、同僚が実は他の王子の警護兵だったりと様々な思惑が交差していきます。

 

 

第360話「寄生」

 

クラピカの同僚を殺害したのはどうやら他の王子たちが無意識に発動させている寄生型の念獣だと判明します。

 

どうやら王子たち全員が好調欄の儀式でおいて無意識のうちに念能力を発現しており、繰り広げられる王子たちのバトルロイヤル。

 

とうとうプロのハンターまでもが誰かの王子の念獣の能力に引っかかり、暴走を始めてしまいます。

 

これを殺さずに動きを止めるため、クラピカがとうとう今まで明らかになっていなかった一指し指の能力を発動させようとします!

 

 

気になる展開でしたが、ここで休載となりました。

 

2017年6月26日の『ジャンプ30号』ではこの続きの話となるとおもわれます。

 

 

感想

 

クロロvsヒソカは展開・結末ともに衝撃的でした。

 

通してみると、クロロのオーラ量が異常だったり能力をペラペラ喋っていたりと、なんとなく違和感を感じるのですが、他の旅団員と共闘していたと考えるならば筋が通ります。

 

【漫画】ハンター×ハンターのヒソカVSクロロ戦における共闘説の考察と検証

 

そして理由はどうあれ旅団の非戦闘員をいきなり虐殺し始めるヒソカがダサいなと思いました。

 

こういうことをするから雑魚専とか言われちゃうんですよ。

 

これまでヒソカがまともに倒した念能力者ってゴトーとブシドラくらいじゃないですか・・・

 

強キャラに分類されているイルミには「冗談だよぉ…♡」とか冷や汗だしてビビるし、クロロには手も足も出ずにフルボッコとどこが最強なんだよ!!って感じです。

 

まあ死後の念でバンジーガムとドッキリテクスチャーがめちゃくちゃ強化されているみたいですがさてこれからどうなるのか・・・

 

そして、船内で始まるカキンの王位を巡っての壮大なバトルロワイヤル・・・同じく船内にいるであろうヒソカとクロロ。

 

出航前にいきなり対決が始まった事からしても恐らく暗黒大陸に向かう前に決着がつくのではないかなーと思います。

 

これからどういう展開になるのかとても楽しみですねー!

 

長々とありがとうございました。